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ウイルス君 第三話

ウイルス君 第三話
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ゲームタイトル:
ウイルス君 第三話
制作サイト様:
無料ゲームで遊ぼう!
あれから一週間程過ぎた
僕はゲームフォルダの住人に、
イチヨンと呼ばれるようになった
確かにRX-3.14って
呼びにくいと思うけど
あだ名をつけられると、
ちょっと恥ずかしい
この人は最初に僕が話した人だ
猫国史ってゲームに
出ているらしい
とても厳格そうだけど、
時々変なことを言う
お主、セクシー猫キャット
を知っておるか?
「何それ?」
「やはり知らぬか。
悲しい事じゃ」
「では、特別に、
これを貸してやろう」
「しっかり読んでおくんじゃぞ」
「・・・・・・・・」
借りてしまった・・
この人はかぐやさん。
隣の小さいのがとんぼさん。
お供の人のようだ
「かぐや様、余り近付くと
危ないですよ!」
「ねえ、かぐやさん」
「僕ここに捕まってから
色々な機能が使えなく
なったんだけど」
「どうしてなのかな?」
「そちらにウイルスを、
弱体化させる装置があります」
「多分そのせいでしょう」
「僕がもうこのPCを
攻撃しないって言っても、
出してもらえないよね?」
「無理でしょうね」
「そもそも私達には、そのような
決定権もありません」
「あ!かぐや様!ゲームが
起動されたみたいですよ。
行きましょう」
「話しの途中で御免なさいね。
出番が来たみたいなので、
失礼します」
「うん。大丈夫。頑張ってね」
この人はブルーって言うらしい
一番僕に話しかけてくる人だ
暇なのかな?
「イチヨンってゲーム
好きなんだって?」
「今やってるゲームで
変なフラグ立っちゃってさ?」
「フラグ?何それ?」
「何だ知らないのか?
死亡フラグとか」
「何それ?教えてよ!」
「しょうがねぇな。
色々教えてやるよ」
「おっと!その前にちょっと
頼みたい事があるんだけど?」
「僕に出来る事ならいいよ」
「そっちの部屋、
昔は看守が居たんだ」
「そいつに、週刊エリンギって
本貸したんだけど、そのまま
居なくなっちゃって」
「看守の部屋にまだあるか
見てきて欲しいんだけど」
「入り口のパスワードも
教えとくから宜しく!」
「分かった。じゃあ
ちょっと見てくるね」
そして僕は看守の
部屋に向かった
聞いた話だと看守は
何でも隠す癖があるらしい。
本も何処かに隠してあるのかな?
タイトル:ウイルス君 第三話

 

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