脱出娘

彩世「この脱出ゲームも面白かったな・・・」
彩世「私もいつかはこんな脱出ゲームを作ってみたいものだ」
彩世「でもパソコンに詳しくないし、さすがに無理か...」

神「そんなことはないよ」

彩世「何！？」

神「私は神様」

彩世「はぁ」

神「あなたに能力を授けましょう」

彩世「ほぉ」

神「空間を脱出ゲームに変える能力を！」

彩世「へぇ」

神「...信じていませんね？」

彩世「そりゃあ...」

神「では、試しにあなたの能力でこの部屋を脱出ゲームに変えてみましょう」

彩世「えっ」

神「念じてみてください」

彩世「...」
彩世「よくわかりませんが...」

神「自分でこの部屋から脱出するのが実感できるでしょうね。心ゆくまで脱出してみてください！」

彩世「...もしかして閉じ込められたってこと？」
彩世「なんて能力だ」