Scary house Episode 1

道に迷ってしまったようだ。
どこまでも続く山道
いったいここはどこなのか・・・
不思議な感覚に囚われ、ただ進む事しかできなかった。
こんな山奥に、真新しい家が建っている。
近づいてみると、「貸家」と書いてある。
誰かがいる気配を感じる・・・
声をかけたが返事はない。
「すみません。誰かいませんか」
玄関のドアノブに手をかけようとした時、そっと扉は開いた。
中に入ってもう1度声をかけようと思った瞬間、
扉は静かにしまった。
これが恐怖の始まりになるとは、
この時はまだ思っていなかった。